RCCラジオが取り組むキャンペーンで集まった募金により、音の出る信号機が今年は3基、贈られました。

贈呈式では、募金の目録が、広島県警本部の岡崎玲史交通部長に贈られました。「RCCラジオ・チャリティ・ミュージックソン」では、2024年11月から2025年1月までで、670万円を超える募金が集まりました。

この募金により、広島市佐伯区、福山市、それに東広島市内の交差点にそれぞれ1基ずつ、音の出る信号機が設置され、10月22日、渡り初め式が行われました。

広島大学にほど近いこの交差点では、日中に音が出る設定だということです。
視覚障害(弱視)のある広島大学学生 矢次佑汰さん
「(音があることで)不安感を持たずに渡ることができるっていうのは、すごく精神的にありがたいと思いますし、事故防止にもつながると思われます」

このキャンペーンで県内に設置された音の出る信号機は、49基となり、県内全体では、344カ所に設置されています。

今年も、「目の不自由な方へ音の出る信号機を」を合言葉に、11月1日から募金が呼びかけられます。