カープは今シーズン2試合を残すだけとなりました。若い選手たちにとっては自らをアピールする大切な機会です。試合前の様子を取材してきました。
朝から降りしきる雨。選手たちはマツダスタジアムの室内練習場で汗を流しました。
新井監督がまなざしを向けるのは来シーズンに飛躍を期す若鯉たち。
高卒7年目・林晃汰は出場機会を増やすため、外野の守備でもアピールします。

林晃汰
「今年入って外野もやり始めていろんな幅を広げられたらいいと思って練習をやっています。」
また初のタイトルを目指す同期の小園の活躍については。
林「一緒に高卒で入って、凄いバッターと思うし見習うことしかない。」
育成出身・2年目の佐藤啓介もアピールに必死です。

佐藤啓介
「目の前のことに集中してとにかく一球に対してどれだけ集中できるかだと思う。必死に泥臭くやるのが自分の持ち味なので見てほしい。」
今季初登板を目指す大道の姿もありました。

大道温貴
「今季は波が大きかったので自分の特徴であるまっすぐのスピードも戻してきた。」
中村奨成は2桁ホームランまであと1本です。
中村奨成
「打てたら良いなくらいで頑張ります(自分は)狙っても打てないので個人の結果も大事ですけど残り2試合あるので、なんとかファンのみなさんに勝ち試合みせたい」

そして、5月2日以来、一軍に合流した高卒3年目、斉藤優汰がプロ初先発に向けて意気込みを語りました、ファームでは野村祐輔コーチから体重移動などのアドバイスを受けたということです
斉藤優汰
「真っ直ぐは自信のあるボールだが、今年一年間を通してカーブがすごい自分の中でよくなったと思う。しっかり抑えられることが一番いいと思うが、打たれても粘り強く投げていきたい。3年目でプロ初先発なので時間かかってしまったが応援してほしい。」
