夏の風物詩「三次の鵜飼」が今シーズンの運航を終えました。

450年以上の歴史を持つ広島県三次市の「三次の鵜飼」。今シーズンの運航は10日が最終日で、観光客など約60人が遊覧船に乗り、馬洗川に漕ぎ出しました。そして、鵜匠が繰り広げる巧みな「縄さばき」と、ウが水中に潜ってアユを捕まえる伝統の漁法を楽しみました。

乗船した人
「他の地域と比べて近くでウの表情を見られるのは魅力なのかなと」
「健気なウと鵜匠のさばきが素晴らしかったです」

三次観光推進機構 政森進 理事長
「三次の鵜飼はすごいと、もう本当に興奮気味に皆さんが異口同音におっしゃってくださいます。これまでになかった光景です」

三次の鵜飼は6月から週4日運航されましたが、国内外からの観光客が増えたため、去年の約1.2倍に当たる2394人が乗船したということです。