女性の遺体を自宅に放置したとして、広島市安佐南区の無職の男性(58)が死体遺棄の疑いで逮捕されていた事件で、広島地検は25日、この男性を不起訴にしました。
警察によりますと、男性は3月から8月4日までの間、自宅で女性の遺体を放置した疑いが持たれていました。
警察の調べに対し、男性は「間違いありません」と容疑を認めたうえで、「遺体は母親です」と供述しているということです。
4日に男が自ら、「同居の母親が亡くなっている」などと110番通報。男性は80代の母親と2人暮らしで、警察は遺体を確認し、身元が母親と特定しました。
広島地検はこの男性について、25日付で「情状全般を考慮した」として、不起訴処分にしました。
※8月25日、記事内容更新。