自動車メーカーのマツダが、来年度の定期採用計画を発表しました。新卒や中途の採用人数は2年続けての減少となります。
マツダが発表した来年度の定期採用計画によりますと、生産技能系については大学・専門学校・高校生などを対象に255人で、去年の実績と同じです。しかし研究や開発などに携わる技術系と企画や広報などの事務系の新卒採用はあわせて160人で、去年の実績より93人減り、2年連続で前の年を下回る計画です。マツダは「アメリカの追加関税による抑制ではなく、中長期的に必要な人員を考慮した」としています。

また、来年3月までに随時入社するキャリア採用については、技術系と技能系を合わせて240人で、去年の実績より197人減り、2年連続で下回る計画です。マツダは「既存社員のスキルアップを図るとともに、他社との協業による開発も考慮して人数を抑制した」としています。