
海上自衛隊の新型護衛艦「によど」が就役し、呉基地に初めて入港しました。
先週末、母港となる海上自衛隊呉基地に初入港したのは最新鋭の護衛艦「によど」です。「もがみ型」護衛艦の7番艦として21日に就役し、呉基地の護衛艦隊第12護衛隊に配属されました。
26日朝に行われた入港歓迎行事では、松本完 呉地方総監が乗組員を前に「呉に帰港した時には、地域の人と交流を深めてほしい」と、あいさつしました。

護衛艦「によど」は、最新のステルス護衛艦で敵のレーダーに察知されないように凹凸のない滑らかな外観が特徴です。乗組員もわずか90人と従来の護衛艦に比べ省力化が図られています。
護衛艦「によど」 渡邊大志郎 艦長
「初代という事なのでこの船の文化を作る、基盤をを作るのが我々だと、しっかり誇りを持って勤務していくように」
呉地方総監部によりますと、呉基地に新造船の護衛艦が配備されるのは、8年ぶりだということです。