きのう(20日)広島市の国道2号で、大型トラックの荷台からクレーンの部品が転落しました。RCCの取材に対し運転手は「急ブレーキをかけ荷が落ちてしまった」と話しています。


警察によりますと、きのう正午ごろ広島市安芸区の国道2号で、30代の男性が運転していた大型トラックの荷台から、長さおよそ10メートルのクレーンの部品が転落しました。

記者
「車やトラックがひっきりなしに通る国道2号です。クレーンの部品は、この細い、歩道の方に落ちてきたということです」


歩道に人はおらず、事故によるけが人はいませんでした。

大型トラックの運転手
「人がいなかったのが幸いだったというか…」

RCCの取材に対し、運転手は、「道路沿いのコンビニからトラックが出てきて、急ブレーキをかけたら荷が落ちてしまった」と話します。


大型トラックの運転手
「(固定はどうだった?)固定はきっちりやってたんですけど、がっつり急ブレーキ踏んでしまって…」


「(固定は)ある程度がっちりは、しめたんですけど、あんまりやり過ぎると、こんどは部品の方が変形してしまうんで…。そうですね…、急ブレーキかけない方が良かった…という感じではあるんですが…」

警察は「固定などの措置はとっていて転落防止措置義務違反にはあたらず、物損事故として処理する」としています。


現場は転落した部品を積み直す作業で、一時、片側通行規制となりました。

※撮影しているトラックは、荷を積み直したあとのものです。