広島県熊野町の県営住宅で一室を焼いた火事について、警察は7日、焼け跡から見つかった2人と、地上で倒れていた女性の死因を明らかにしました。

この火事は、1日午前2時過ぎ、熊野町貴船にある13階建ての県営住宅で、12階の一室が全焼したものです。室内から、この部屋に住む高橋晶子さん(77)と息子の昌宏さん(45)の遺体が見つかりました。また、この部屋の真下にあたる地上には娘の雅子さん(48)が倒れていて、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

警察は、司法解剖の結果から、室内でみつかった2人のうち、晶子さんは火傷▽昌宏さんは急性一酸化炭素中毒▽地上に倒れていた雅子さんは全身を強く打つなどしたことによる外傷性ショックが死因と発表しました。

雅子さんは何らかの原因で12階から転落した可能性が高いとみられていて、警察は地上で倒れていた経緯のほか、消防とともに詳しい火事の原因を調べています。