
記録的な寒波が過ぎ去り、ようやく穏やかな朝を迎えました。しかし、けさ(25日)の広島県内は、放射冷却の影響で厳しい冷え込みとなりました。
庄原市高野で、-16.5℃を観測。北海道の各地に次ぐ全国4番目の記録です。また北広島町大朝で-15.2℃を記録し、全国10位タイの冷え込みとなりました。
日中は大陸からの高気圧に覆われ、沿岸部で10℃まで気温が上がる見込みです。日差しのもとでは、寒さが和らぎ、過ごしやすく感じられるでしょう。
一方、日陰にはまだ雪が残っており、凍結して滑りやすくなっている箇所があります。通勤や通学の際は、足元に十分注意し、慎重に行動してください。
午前7時現在の積雪は、北広島町八幡で161cm、庄原市高野で102cmとなっています。今週は気温が上昇し、寒さが緩む予報です。雪崩や屋根からの落雪には引き続き警戒が必要です。