広島県三原市で、春の訪れを告げる祭り「三原神明市」が始まりました。

「三原神明市」は室町時代の末期に始まり、450年の歴史があるとされる祭りです。

会場の三原駅北側の通りには500の露店が並び、多くの人で賑わっていました。

祭りのシンボル「神明大だるま」は高さ3.9m、重さが約500kgあり、日本一大きいそうです。

三原小学校の子どもたちが、張り子のだるまを被って練り歩く「だるま行列」もありました。

三原神明市では縁起物のだるまを多くの露店で販売していて、「だるま市」とも呼ばれています。

訪れた人は家内安全や商売繁盛など、思い思いの願いを胸にだるまを買い求めていました。

だるまを買った人「今商売をしているのでお金が舞い込んでこないかなと思って」「神明市が来たら商売繁盛やみんなが健康でいられるようにと毎年買っている。」

三原神明市は、期間中約35万人の人出が見込まれています。