広島県廿日市市が宮島の包ヶ浦で検討している高級宿泊施設の誘致について、住民などが議会に要望書を提出しました。

廿日市市議会を訪れたのは、「宮島包ヶ浦自然公園を守る会」のメンバー3人です。

吉原幸子 代表
「本日は要望書提出のために参りました。包ヶ浦のために力添えください」

廿日市市は宮島での宿泊客を増やそうと、「包ヶ浦自然公園」に高級宿泊施設の誘致を検討しています。これに対して「守る会」は自然環境の悪化などを訴え、誘致に反対する1万3800人分の署名を提出するなどしてきました。

一方、廿日市市は公園の活用策について、観光協会や商工会のメンバーなどから地元の意見を聞き取る協議会を立ち上げ、検討を重ねています。