日本の南海上で熱帯低気圧が発生 発達すれば台風20号に

日本列島は真夏日から一転、北海道付近では冬型の気圧配置となり初雪の便りも届いていますが、日本の南の海上に目を向けると、フィリピンの東海上からマリアナ諸島にかけての海域には雲がまとまっているエリアがあります。

この雲のまとまりについて気象庁は、日曜の午前9時発表の天気図で熱帯低気圧と解析しています。この熱帯低気圧がさらに発達して中心付近の最大風速が17.2m/sを超えると台風となります。もし台風となれば台風20号となります。

現在、日本列島の沿岸付近の海水温は9月までに比べると下がってはきましたが、日本の南の海上ではまだ広く30℃前後のピンク色のエリアが広がっています。台風周辺の風の状況が条件がよければ台風まで発達できそうな場となっています。

では台風となる予想はあるのでしょうか。また日本列島に接近の可能性はあるのでしょうか。気象庁や欧米の予想を比較しながら見ていきましょう。