エディオンピースウイング広島で建設資金を寄付した人たちの芳名板の取り付け作業が始まりました。

芳名板が設置されるのはスタジアムの南西側、2階のパークコンコースです。作業員たちが90cm四方のステンレス製の板をていねいにドライバーを使って取り付けていました。

板は合わせて92枚で、完成すると高さ1.8m、全長41.4m。山折り・谷折りの板の配置は広島の川をイメージしています。

芳名板には去年の9月末までに一口5万円以上の寄付をした1万209件の個人や団体、企業の名前が刻まれているということです。

広島市 都市整備局 藤川由美 スタジアム調整担当課長
「これだけの数のみなさんに応援していただいてできた、サッカースタジアムだということをみなさんと喜びたい」

スタジアムの総事業費は約286億円で、27パーセントにあたる77億円あまりが寄付金だということです。

取り付けは17日までに完了し、30日に除幕式が行われます。