広島県尾道市因島沖の瀬戸内海で20日朝、船が沈没する事故がありました。

尾道海上保安部によりますと、20日午前7時半ごろ、尾道市因島の土生港向浜防波堤灯台から南東沖約1300メートルの海上で「引船が曳航していた台船と衝突し、引船が沈没した」といった内容の118番通報がありました。

海上保安部の巡視船2艇が乗組員の保護や状況確認にあたりました。引船の乗組員2人は、曳航していた台船に避難して無事でした。

沈没した引船は、福山市の会社が保有する総トン数19トン、全長15メートルほどの船で、事故当時は自動操舵で航行していたということです。

尾道海上保安部が、事故の原因を調べています。

画像提供:尾道海上保安部