那覇市出身で、ベトナム戦争の従軍取材などで知られる報道写真家の石川文洋さんが23日、悪性リンパ腫のため長野県内の病院で亡くなりました。88歳でした。
石川さんは1938年に那覇市首里で生まれ、フリーのカメラマンとして1965年からおよそ4年にわたりベトナム戦争を取材するなど、世界各地の戦場を撮影し続けました。
故郷沖縄への思い入れは強く、嘉手納基地からベトナムへと向かうB-52爆撃機や兵士たちを被写体に戦争の悲惨さを伝えたほか、辺野古移設に抗う人たちにレンズを向け平和の尊さを訴え続けました。
報道写真家 石川文洋さん:
「ベトナム戦争で200万人の住民が戦闘に巻き込まれて死んでいる。沖縄戦でも10万人近くの民間人が死んでますよね。戦争になれば民間人が犠牲になるということを私は写真で撮った」
石川さんは悪性リンパ腫のため長野県の自宅で療養を続けていましたが、23日、長野県内の病院で亡くなりました。88歳でした。








