開発に19年を費やした新たなパイナップル
戦後、パイナップルはサトウキビと並ぶ沖縄の基幹作物として、沖縄の経済を支えました。最盛期の1960年代には、県内に25箇所の缶詰工場があり、生産量は年間10万トンにも達しました。しかし、1961年から押し寄せた自由化の波で、沖縄のパイン産業は壊滅的な打撃を受けました。当時「過疎化の進む離島では、工場閉鎖にまで追い込まれた」との報道も。
生き残りをかけ、研究者たちは”生食用パイン”の開発に挑みました。

沖縄県農業研究センター 饒平名知亮 研究員:
「(ホワイトココの誕生までに)19年かかっていることになります。大玉で、香りがすごい良くて、肉質が柔らかくて、口の中に入れたら、すごい芳醇な香りが広がる、すごい良い品種かなと思います」
消費者に果肉の白さを受け入れてもらえるのか、不安もあったということですが、生産者と意見を交わしながら、19年の研究期間を経て2021年に品種登録が実現しました。








