広大な干潟を使って開催される恒例のスポーツイベントが、先月27日、宮古島市で開催されました。

潮が引くとおよそ700ヘクタールの干潟が広がる宮古島市の与那覇湾、通称「サニツ浜」では、毎年この時期に自然のステージをいかしたスポーツイベント「サニツ浜カーニバル」が開催されています。

31回目を迎える今年も、干潮のタイミングに合わせて水の抵抗を受けながら波打ち際を走る水中駅伝やぬかるんだ地面に足を取られながらの綱引きなど、ユニークな競技が行われました。

また、浜に隣接した土俵では宮古角力(みやこずもう)が行われ、島外からの参加チームも含めた多くの参加者たちが個人・団体戦で力と技を競いました。市民らの健康増進を目的として開催されるサニツ浜カーニバルには多くの家族連れが参加し干潟の祭典を楽しんでいる様子でした。