自分たちが住む島の海の環境を守ろうと、沖縄県うるま市の浜比嘉島で、地元の小学生がゴミのポイ捨て禁止などを呼び掛ける看板を手作りし設置しました。
うるま市の彩橋小学校6年生は、去年4月から国連が定めている持続可能な開発目標SDGsの14番目「海の豊かさを守ろう」をテーマに、総合学習を進めてきました。
生徒達は、この1年間、地域の海岸を清掃したり、マイクロプラスチックを調査するなどして自分たちが住む島の海洋環境の実態把握に努めました。
そして、24日、その総仕上げとして、浜比嘉島の浜地区で看板の設置を行いました。
設置された看板は、生徒達がビーチクリーンで集めたブイを再利用して手作りしたもので、ゴミのポイ捨て禁止や海の生物を守ることなどを呼び掛けています。
(看板を設置した生徒達)
「自分たちが捨てたゴミで、魚たちが死んでいることw知って欲しい」
「一人一人が気をつけてゴミを捨てない地域にしたいなと思ってやりました」
約20個の看板が設置された海岸の防風林沿いは、清掃活動の際多くのゴミが捨てられていたということで生徒達は、改めて海洋環境の保護の大切さを認識した様子でした。