能登半島地震で今も一部で断水が続く、石川県能登町に大分県別府市の移動式の温泉が到着し、住民が疲れを癒していました。
石川県能登町に設置されたのは移動式温泉施設「幻想の湯」です。別府温泉からおよそ10トンの湯がフェリーと陸路を使って、被災地に運び込まれました。
一度に最大で8人の入浴が可能で、1日に250人ほどの利用を見込んでいるということです。7日午前11時頃から利用が始まり、住民がお湯につかって疲れを癒していました。
(利用した住民)「2週間ぶりに入った。やっぱり気持ちいいね、大分県の風呂は」「汗をかいてさっぱりした。やっぱり温泉に入るとポカポカするありがとうございました」
移動式温泉施設は2月20日まで能登町で活動したあと、珠洲市でも2週間、開設されます。