札幌市西区の公園で、男性がクマに襲われ大けがをした事故を受け、近くの小学校では29日朝、児童らが警戒の中で登校しました。

 26日、札幌市西区の公園で男性を襲ったクマは、29日も市の担当者やハンターらが捜索に当たっていますが、見つかっていません。

 札幌市は、捜索の結果をもとに29日午後にも、公園に電気柵を設置し、クマが住宅街に侵入しないよう対策します。

 警戒が続く中、現場近くの小学校に通う児童らの多くは、保護者の車で登校しました。

保護者
「クマが完全にいなくなって安心できるまでは、子どもに付き添いしていきたい」

 道は、札幌市西区にヒグマ警報を出し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。