未納料金の名目で電子マネーを要求する詐欺被害を防いだとして、大分県竹田市のコンビニエンスストアの店員2人に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのはローソン竹田会々店の従業員、日野優子さん(39)と足立陽子さん(55)です。2人は1月、店を訪れた60代の女性から「30万円分の電子マネーを購入したい」と相談を受けましたが、高額だったことから不審に思い警察に通報して詐欺を未然に防ぎました。女性は電話で「未納料金がある」として電子マネーを購入するよう指示されていました。

(日野優子さん)「普段から声かけをみんなでやっていることが詐欺を未然に防ぐことに繋がったと思うので、とても嬉しく思う」

(足立陽子さん)「自分は大丈夫と言う方が多いので、もっと積極的に声をかけることができればと思います」

大分県内の特殊詐欺の被害金額は1月末までに2800万円余りとなっています。