バレンタインデーまで1週間余り、大分市の百貨店ではバレンタイン商戦が本格化しています。

(中島記者)「大分市のトキハ本店では先月11日から特設会場を設け国内外のおよそ90ブランドのチョコレートや焼き菓子などのスイーツを販売しています」

(トキハ本店・食品菓子バイヤー 杉崎栄一さん)「今年はとくにご自分へのご褒美チョコの需要が非常に伸びている印象ですね」

このうち、タルト菓子専門店は今年初出店で注目を集めている、プラリネチョコレートです。そのお味は。

(中島記者)「少しほろ苦いチョコレートクリームとヘーゼルナッツのプラリネがとっても良いアクセントになっています」

また、こちらのスイーツは生チョコレートに県産かぼすを練り込んでいて、ほのかな酸味が特徴で、ご当地商品も販売されています。今年は原材料価格や輸送コストの上昇で、全体的な価格が5%から10%ほど値上がりしていますが、影響は少なく3000円前後の商品が人気だということです。

(杉崎栄一さん)「昨年よりも1割ぐらい多くなっておりまして、約1000アイテムの商品を取り揃えています」

新型コロナが5類に移行して初めてとなったバレンタイン商戦は試食も再開し、去年より好調に推移しているといいます。

(杉崎栄一さん)「普段取り扱いのないような国内外の有名ブランドをご用意していますので、ぜひこのタイミングに、このときしか手に入らないものをぜひご利用いただければなと思います」

トキハ本店では2月14日まで特設会場を設けます。