能登半島地震の発生から1日で1か月です。被災地で活動した医療チームが大分に戻り、被災者の心のケアが重要と語りました。
能登半島地震の被災地で支援活動にあたった日本赤十字社大分県支部の救護班の第2班が1日、大分に戻りました。震災発生から1か月となり、犠牲者に黙とうが捧げられ、市原勝吾隊長が被災地の状況を報告しました。
第2班として派遣されたのは医師や看護師ら8人で、3日間、石川県七尾市の避難所を巡回し、被災者の診療にあたりました。被災地での活動を通じて市原隊長は心のケアが重要だと感じたといいます。
(日赤県支部救護班第2班・市原勝吾班長)「安心するって言われたのがすごく印象的だった。被災して家が無くなり、家族を失った方もいて、心の問題を抱えているのが特に大きな問題だと思った」
日赤県支部では被災地で活動する30を超える救護班の調整に向けて2日からコーディネートチームを派遣します。