大分空港で28日、小型機が着陸直後に滑走路を外れた重大インシデントは、操作ミスや機体が風にあおられた可能性があることがわかりました。
大分空港では28日午後、本田航空の訓練中の小型機が着陸時に滑走路を外れ、緑地帯で停止しました。訓練を行っていた本田航空は今回の原因について、パイロットの操作ミスや機体が風にあおられた可能性が考えられるとしています。
本田航空は去年8月にも訓練中の小型プロペラ機が大分空港に胴体着陸する事故がありました。本田航空によりますと、この事故について社内調査を行った結果、機体の不備は確認されず、車輪を出す装置を作動させていなかった人為的ミスと結論付けたということです。本田航空はこの事故のあと再発防止に向け、マニュアルの整備や再教育に取り組んでいました。