国土交通省は30日、ダイハツ九州が生産する10車種の出荷停止指示を解除したと発表しました。

ダイハツ工業は安全性を確認する衝突試験で、不正なデータを使って国の認証を取得していたことが発覚。中津市のダイハツ九州を含む4つの工場で生産を停止しています。

こうした中、国土交通省は、「ミライース」「ハイゼット」「ハイゼット トラック」「アトレー」、トヨタ自動車に供給している「ピクシス エポック」「ピクシス バン」「ピクシス トラック」、SUBARUに供給している「プレオ プラス」「サンバー」「サンバー トラック」の10車種について、安全・環境基準への適合が確認されたとして、出荷停止指示を解除したと発表しました。

解除された10車種はすべてダイハツ九州で生産されていますが、OBSの取材に対しダイハツ九州は「まだ本社からの生産指示がないため、詳しいことはわからない」と答えています。

ダイハツ九州では2月16日までの生産停止が決まっています。