九州北部地方は21日から22日頃にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあり、降雪や路面凍結による交通障害などに注意・警戒が必要です。

【画像をみる】雪・雨20日～22日にかけての最新シミュレーション

九州北部地方は21日から22日頃にかけて上空約1500メートルに平年より約10度低い氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

このため九州北部地方では21日から22日頃にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。雪が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となる見込みです。

大分地方気象台によりますと、大分県内では20日夜ごろから雪か雨が降り始め、22日にかけて北部を中心に大雪となるおそれがあります。また22日の最高気温は5度と予想されていて、厳しい寒さとなる見通しです。

＜雪の予想＞
20日午後6時から21日午後6時までの予想24時間降雪量
・山口県山地　１０から２０センチ
・福岡県山地　５から１０センチ
・佐賀県山地　５から１０センチ
・長崎県山地　５から１０センチ
・大分県山地　５から１０センチ
・熊本県山地　５から１０センチ
（山地は標高200メートルを超える地域）

・山口県平地　１から５センチ
・福岡県平地　１から５センチ
・佐賀県平地　１から５センチ
・長崎県平地　１から５センチ
・大分県平地　１から５センチ
・熊本県平地　１から５センチ

21日午後6時から22日午後6時までの予想24時間降雪量
・山口県山地　１０から２０センチ
・福岡県山地　１０から２０センチ
・佐賀県山地　１０から２０センチ
・長崎県山地　１０から２０センチ
・大分県山地　１０から２０センチ
・熊本県山地　１０から２０センチ
（山地は標高200メートルを超える地域）

・山口県平地　５から１０センチ
・福岡県平地　５から１０センチ
・佐賀県平地　５から１０センチ
・長崎県平地　５から１０センチ
・大分県平地　５から１０センチ
・熊本県平地　５から１０センチ

降雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒してください。また雪による視程障害、電線や樹木への着雪にも注意してください。