6人が立候補し、激戦となっている参院選大分選挙区。18日間の選挙戦も折り返しを迎えるなか、1日は、候補者の訴えや各陣営の戦略についてお伝えします。

大分選挙区に立候補しているのは届出順に
・無所属新人の小手川裕市さん(55)
・自民党新人の古庄玄知さん(64)
・NHK党新人の二宮大造さん(51)
・共産党新人の山下魁さん(45)
・国民民主党現職の足立信也さん(65)
・諸派新人の重松雄子さん(63)

のあわせて6人です。

(古庄候補街頭での訴え)「なんとしてでも今回の選挙自民公明で勝ち取らなければならないのです。自民党この古庄玄知を当選させてください」

自民党・新人の古庄さんは6年前に惜敗した現職候補に挑むリベンジ戦です。党の支持基盤と公明党の推薦を後ろ盾に支持拡大を訴えています。選挙戦には6月、安倍元総理らが応援に駆けつけたほか、7月は岸田総理も来県するなど、党をあげたテコ入れで、無党派層を取り込む狙いです。

(古庄候補)「私の知名度が相手候補に比べてかなり低いので、知名度をどのように上げていくかが課題だと思っています。とにかく勝つだけです。それだけ」

(足立候補街頭での訴え)「賃金は下がり、連動して年金も下がる物価だけが上がっていく。この対策も国が生活者のためにあるいは命の危険にさらされている人のためにもしっかりやるべきです」

国民民主党現職の足立さんは推薦を受けている連合大分の野党支持層と保守系の支援者を結集して4選を目指します。選挙戦では6月、国民民主党の前原誠司代表代行や立憲民主党の野田佳彦元総理が大分入り。また、安達澄選対本部長の集票力も大きなポイントです。

(足立候補)「一人ひとりに向き合うことが大事だと思うんです。カンカン照りでも出てくれる、これから先大雨でも出てくれる人がいればそれは会いに行きたいと思います」

(山下候補街頭での訴え)「武力に対して武力で対抗したときは一歩間違えれば本当の戦争が待っているんです」

共産党・新人の山下さんは党を主体とした選挙戦です。期間中に県内を2周まわる予定で、声が届きにくい政権批判票を掘り起こしています。

(山下候補)「県下を巡って街頭から大いに訴えていく。集いという小集会を行いながら、平和と憲法の問題暮らしの物価高騰の問題を訴えていきたいと思います」

NHK党・新人の二宮さんはインターネット上で選挙戦を展開。毎月10万円を支給するベーシックインカム制度を導入する政策を訴えています。

諸派・新人の重松さんは大分市や別府市など人口が多い地域で集会を増やしています。これまで政治に関心がなかった人にも支援を呼びかけています。

無所属・新人の小手川さんは、街頭演説中心の選挙戦です。格差の是正や平和の尊さを訴え、リベラル層を取り込もうとしています。

これから終盤にかけては多くの候補が大票田の大分市や別府市で選挙運動に注力し、無党派層や浮動票の争奪戦が繰り広げられる見通しです。