大分県中津市の中津市民病院がサイバー攻撃を受けて、154件の取引業者の情報が流出している可能性があることがわかりました。

中津市民病院では11月14日に財務会計サーバーが立ち上がらなくなり、エラーメッセージが表示されました。調査の結果、外部からサイバー攻撃を受けて、身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」に感染していることが判明しました。

10月17日にサーバーの専用回線を変更した際に生じたセキュリティの穴を突かれたとみられています。

この影響で債権者情報や口座情報など取引業者の情報154件が流出している可能性があります。一方、電子カルテシステムは別の回線を使用しているため、患者情報の流出や診察業務への影響はないということです。