通勤や通学、買い物などで利用する人が多い自転車。国内での保有台数(2021年時点)は約5724万台に上り、約2人に1台自転車を所有しています。また、新型コロナの影響で「三密」を避けるため自転車を利用する機会も増えているそうです。こうした中、思わぬ時に「タイヤがパンクした」というトラブル、一度は経験をしたことがあるのではないしょうか。筆者も最近、通勤前にパンクしているのに気づき、朝から気分が落ち込んでしまうことがありました。一体なぜ自転車はパンクするのか?原因と対策について自転車の専門店に聞きました。

■パンクの原因…ほとんどが「空気圧不足」


パンクの原因で最も多いのが「打ち切りパンク」です。自転車で走行中に段差や縁石などにぶつけてチューブに穴ができること。2か所穴があき、ヘビにかまれた様な形状から「スネークパンク」とも呼ばれています。
ヘビにかまれた様な「ハ」の字に穴があく

また、チューブがタイヤの中でよれて破れてしまう「こすれパンク」も多くみられるケースです。空気が少ないためチューブが折れ曲がり、摩擦で薄くなった場所に穴があくというものです。

「打ち切りパンク」「こすれパンク」は、いずれも空気圧が低いことが原因で、この2つのトラブルが全体の7割を占めているということです。

次に多いのは「異物刺さりパンク」。その名の通り走行中、道路に落ちている釘やガラス片などがタイヤに刺さりパンクしてしまうこと。さらにタイヤが摩耗し溝がない状態の場合は、刺さりやすくなるということです。

また、雨の日は路肩に異物が集まるため、翌日に走行すると異物を拾うケースもあります。自転車は原則、道路の左側を走行することが義務付けられているため、雨の翌日の走行には注意しておきたいところです。