感染者数の増加が続く新型コロナウイルス。大分県は1日から県民に流行状況を知らせる独自の基準を設け運用を開始しました。
7月23日までの1週間に県内で確認された新型コロナの感染者数は1医療機関あたり21.12人。県全体では1日1000人程度と推計されています。感染者数の増加が続くなか、県は県民に流行状況をわかりやすく伝えるために1日から独自の基準を設けました。インフルエンザの基準を準用したもので、定点あたりの感染者数が30人以上で「警報レベル」。10人以上で「注意報レベル」とします。「警報レベル」は1日あたりの患者数が1800人以上と推計されるということです。
(佐藤知事)「熱やせきが出たりする人もいるので注意をしてもらう意味で注意報を促す。おそらく警報の段階になると会見をする形になろうかと思います」
県はこの独自基準を暫定的な措置としていて、全国統一の基準を設けるよう国に求めています。