大分市の住宅の庭で20日、毒を持ち特定外来生物に指定されているセアカゴケグモのメスが発見されました。市内では今年4例目と相次いで見つかっていて、市が注意を呼びかけています。

大分市によりますと20日午前10時頃、大分市向原西にある住宅の庭で住民の女性がセアカゴケグモを発見しました。見つかったのは体の大きさが1センチ程度の毒を持つメスで、これまでに咬まれたり健康被害を訴えたりしている人はいないということです。

大分市内では7月、東部清掃事務所や日本製鉄九州製鉄所大分地区でも相次いで見つかっていて、今回で今年4例目で、7月だけで3匹みつかっています。大分市は周辺調査を進めるとともに発見した場合、素手で触ることのないよう呼びかけています。