大分県内各地の水と緑の名所。今回は宇佐市院内町から、歴史を感じる石橋と新緑を紹介します。

様々な大きさや形の石橋が79基も点在する宇佐市院内町。日本一の石橋の町として知られています。なかでも1916年、大正5年に完成した「鳥居橋」は、深い谷の集落を結ぶ5連のアーチが美しく、天に伸びる細く長い橋脚から「石橋の貴婦人」とも称されています。これまで多くの洪水にも耐え設計の正確さと技術力の高さが伺えます。

一方、1925年、大正14年に造られた「両合川橋」。国の有形文化財に登録されています。橋を挟んで東西に位置する集落が出会うことから、この名が付けられたとされています。江戸時代の終わりから昭和のはじめにかけてつくられた石橋の数々は、令和の時代の今も人々の暮らしに溶け込んでいます。