大分県臼杵市の旧野津高校跡地の複合施設が、オープンから半年余りで経営不振を理由に、2月19日、従業員が解雇され、事業を停止したことがわかりました。
臼杵市の旧県立野津高校跡地をめぐっては、市が地域の活性化を目的に校舎の解体や、駐車場の整備などにおよそ4億円を投入。公募で選定された市内の農業法人が去年8月、農産物販売所などが入った複合施設「大分+学園」をオープンしました。
関係者によりますと、この農業法人が経営不振を理由に2月19日付けで事業を停止し、従業員に解雇を通知したということです。
市は「農業法人からは一時休業と聞いているが正式な通知がないため、対応を協議中」とコメントしています。