28日夕方、発生した「令和8年熊本地震」。熊本県宇城市と氷川町で震度7を観測し、甚大な被害が明らかになってきました。

大分県内では、大分市や日田市などの広い範囲で震度4の揺れが観測されました。県によりますと、竹田市荻町では落石が発生し市道が通行止めとなったほか、大分市では70代の女性が転倒し肩に軽いけがをしました。

一夜明け、熊本県内の被災地では至るところで建物の倒壊が確認され、消防などによる救助活動が続いています。

大分県内14の消防本部からは緊急消防援助隊として、122人の隊員が被災地に入り、氷川町や八代市内で救助者の捜索や救援活動にあたっています。また、県警は昨夜、警備や交通部隊として警察官41人を派遣しています

国からの要請を受けて県内13の医療機関から災害派遣医療チーム=「DMAT」が順次、被災地に入っています。このうち、大分市の永富脳神経外科病院では29日午前医師1人・看護師2人らあわせて5人のチームが熊本に向けて出発しました。

石井圭亮医師:
「救命の話が72時間とよく出てくるが、災害の復興まで考えたら、そのあと何週間も何か月も医療ニーズが続くので、そこでできることを隣県の大分県として支援したい」

大分市の上下水道局からは、4人の職員と給水車が熊本県益城町に向けて出発。29日は、別府市と佐伯市から給水車が派遣される計画です。

また、被災地からの要請を受けて、県警はさらに警察官8人とパトカー2台の派遣を決定しました。

隊員は先ほど熊本に向けて出発し、10日間にわたって治安維持活動にあたることになっています。被災地の甚大な被害が徐々に明らかになる中、長期にわたる支援が必要となりそうです。