7月28日午後4時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震があり、熊本県内で最大震度7を観測しました。この地震により、大分県内でも大分市や日田市、佐伯市など11市町村で震度4の揺れを観測しました。大分県は地震発生と同時に災害対策連絡室を設置し、各地の被害状況の確認と対応を進めています。

28日の地震発生直後から安全確認のため、九州内の全路線で一斉に運転が見合わされ、夕方の帰宅ラッシュと重なった大分駅構内は足止めされた多くの利用客で混雑しました。

JR九州によりますと、29日朝になっても交通への影響は続いています。九州新幹線の博多から熊本間で線路や設備点検のため、始発から運転を取り止めているほか、熊本から鹿児島中央間では終日の運転取り止めを決めています。西九州新幹線の武雄温泉から長崎間は通常どおり運行しています。

また、在来線の豊肥本線は熊本から豊後竹田間の上下線で始発から運転を取り止めているほか、豊後竹田から大分間につきましても本数を減らして運転を行っています。

大分県が29日午前8時現在でまとめた最新の被害状況によりますと、大分市で70代の女性1人が揺れで転倒し、左肩を打ち付けて軽傷を負ったことが確認されました。

また、竹田市荻町鴫田の市道「駄原目線」で落石が発生し、28日午後6時から現場区間で全面通行止めの措置が取られています。

最大震度4を観測した愛媛県伊方町の伊方発電所についても、異常はないということです。

大分県は九州・山口9県災害時応援協定に基づき、発生当日の28日夕方に県職員2人を熊本県へ向けて派遣しました。職員は同日夜に熊本県庁へ到着したあと、熊本県からの依頼を受けて29日早朝に八代市役所に入り、現地での情報収集活動にあたっています。

消防は、34隊122人が各消防本部より順次出動。支援部隊は29日未明から八代市内を中心に救助や支援活動を開始しています。