世界的に人気となっている和食の技術や経営を学ぼうと南米出身の日系人3人が大分県入りし、そば打ちを体験しました。

「豊後高田そば道場」で行われた「和食ビジネス振興」の研修。参加したのは母国で日本食の調理や経営に携わるブラジルとウルグアイ在住の日系人3人です。3人は実際にそば打ちを体験して味に繋がる細かな技術を学びました。

この企画は世界中で急増している日本食レストランで働く日系人の和食に関する知識向上を図るためJICA九州が実施しています。3人は指導を受けながら自分たちで打ったそばを味わい和食の奥深さを学びました。

(研修員)「美味しかった」「そば打ちは楽しかったです。ブラジルでもそばを作りたいです」「生地を押すところが難しかったと思います。でも先生がちゃんと教えてくれたのでいい経験になりました」

研修は日出町や臼杵市、佐伯市で19日まで行われ、帰国後は母国で和食文化を広める役割を果たします。