大分市のアスリートコースに通う高校生が18日、中学校で体育の出前授業を行い、トレーニングを通じて体の使い方を指導しました。

大分市の原川中学校で出前授業を行ったのは、大分高校アスリートコースの3年生21人です。アスリートコースでは、3年生が小中学生を対象とした体育の授業プログラムを1年間を通じて作成し、集大成として実際に指導します。

18日の授業では、中学生が2人1組となり、手を使わずにボールを運ぶトレーニングに挑戦。楽しみながら体の正しい使い方を学んでいました。

(指導した高校生)「難しいけど、中学生が楽しく授業を受けられるように工夫しました」「将来先生になりたくて、今回の経験でとてもやりがいのある仕事だと再確認できました」

大分高校は、「教える側の経験を今後の競技活動や将来の仕事選びに役立ててほしい」と話しています。