世界アルツハイマーデーの21日、大分市では認知症への理解を呼びかける街頭啓発活動が行われました。

9月21日はWHOなどが定める「世界アルツハイマーデー」です。

これにあわせて認知症への理解や関心を深めてもらおうとJR大分駅前で街頭啓発活動が行われました。
県の職員と「認知症の人と家族の会」のメンバーら23人がチラシを配り、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らせる社会の実現を呼びかけました。

(認知症の人と家族の会大分県支部 世話人代表 中野洋子さん)
「認知症に関心をもってもらい、認知症というのはどういう病気なのか?どんな風になるのか?ということをわかってほしい。そのきっかけになれば」

大分県によりますと、認知症の高齢者は増加傾向にあり、2030年には65歳以上の4人から5人に1人が認知症になると推計されています。
県は認知症の正しい知識や理解を啓発していくことが重要としています。