過去の大渋滞教訓に交通対策強化
その一方で、ドームでの大型イベントをめぐっては交通問題も課題です。
2018年に行われたサッカー日本代表戦で、最大10.4キロの渋滞が発生。選手の会場入りが予定より大幅に遅れたほか、大勢の観客がキックオフに間に合いませんでした。

県公園・生活排水課 藤井義久さん:
「当日販売の駐車券を求めて自家用車が殺到してしまった。シャトルバスも出したが、台数がそれほど確保できずに少なかった」

この教訓をもとに県は渋滞対策会議を立ち上げ、駐車場2690台分を用意し、1台5000円で販売。すぐに完売したため、SNSでは「駐車場難民」といった投稿も相次ぎました。