調理師を目指す高校生に「おおいた和牛」の魅力を知ってもらおうと、大分市の高校で特別授業が開かれました。

大分市の福徳学院高校では6日、健康調理科の3つの学年100人を対象に、県産ブランド牛「おおいた和牛」について学ぶ特別授業が行われました。

この授業は、JA全農おおいたが国の補助金を利用して、初めて高校生向けに企画したものです。講師は、黒毛和牛の生産過程や「おおいた和牛」のブランドの成り立ち、特徴などについて説明しました。

授業の後には、おおいた和牛10キロがふるまわれ、生徒たちはサーロインとランプをそれぞれ50グラムずつ食べ比べました。

(生徒)「めっちゃおいしいです」「ランプは柔らかくて噛み応えがあって、おいしかったですね」「全国の人にこのおいしさを知ってほしいと思う」「将来、シンプルにステーキで提供したいです」「ランクのこととかも詳しく知れたのですごくタメになりました」

主催者は、今後も調理科のある他の高校でこの特別授業を実施し、「おおいた和牛」の魅力を広くアピールしていくことにしています。