大分市の稙田西中学校で6日、平和授業が行われ、生徒が被爆者の手記をもとに製作した朗読劇の動画が披露されました。
稙田西中学校では戦争の悲惨さを語り継ぐ朗読劇を毎年続けています。今回は2年生と3年生の生徒7人が、広島と長崎の被爆者の手記などをもとにした朗読劇を製作しました。

6日の平和授業では、全校生徒およそ240人が出席し、各教室で朗読劇の動画が披露されました。手記には原爆で子どもを亡くした母の悲痛な思いなどが綴られています。
(生徒)「自分たちで戦争をしてはいけないんだということの意思をアピールしていくことが大切だと思いました」「これからも平和をちゃんと繋いでほしいなと思いました」
朗読劇を通じて、生徒たちは平和への誓いを新たにしていました。