再開発が進むJR大分駅北口で建設中の高齢者向けマンションのモデルルームが、メディアや関係者に公開されました。
【写真をみる】モデルルームの内装、リビング、寝室、キッチン、バスルーム
大分市末広町では、再開発事業の一環として27階建てのタワーマンションと、14階建ての高齢者向けマンションの建設が進められています。

このうち、高齢者向けマンションのモデルルームが5日、メディアや関係者を対象に公開されました。
(糸永敦記者)「一見、一般的なマンションと変わらない間取りですが、部屋の各所に低い位置で緊急ボタンが設置されるなど、高齢者に配慮したつくりとなっています」
入居の年齢制限はありませんが、主なターゲットは介護が必要になる前の高齢者です。提携する介護施設のサポートや、トキハの外商を利用できるほか、2階全体が共用スペースとなっていて、ドリンクや軽食のサービスも受けられます。

間取りは1LDKと2LDKで、全72戸(販売予定価格3千万円台~6千万円台)を分譲。「イニシアグラン大分駅前」の名称で、大和ハウス工業のグループ企業が手がけています。
(コスモスイニシア事業企画課・安田賢弘課長)「緊急駆けつけや見守りなど安心を担保するサービスをさせてもらう。まだまだ健康だけど不安な方々に対してまだ世の中にないような暮らし住まいを提供できれば」
モデルルームは9月上旬にオープンし、販売は11月ごろから始まります。完成は2027年2月を予定しています。