旬を迎える日田梨「幸水」の初競りが29日朝、大分市で行われ、1キロあたり平均およそ656円で取り引きされました。

「幸水」は、大分県日田市の盆地特有の寒暖差を利用して栽培され、甘味が強く、ほどよい酸味が特徴です。

29日朝は、大分市公設地方卸売市場で初競り式が行われ、関係者が幸水を試食し、出来栄えを確認しました。

(関係者)「食感もいいし、みずみずしい感じがしました」「甘味が例年になくいい。多分1度位いいんじゃないか」

このあと競りが始まり、今年は雨が少なかった影響で小玉傾向ですが、平均糖度12.9度と例年より1度から2度糖度が高くなっています。

初競りでは、1キロあたり平均およそ656円で取り引きされ、去年より52円安くなっています。今年は去年より300トン多い2500トンの生産が見込まれています。