地域の人たちと接する機会の多い理美容師を自殺を防ぐ支援者、ゲートキーパーに養成する研修会が大分県佐伯市で開かれました。

ゲートキーパーは自殺のリスクがある人にいち早く気づき、適切な支援や対応につなげる役割を担う人です。

佐伯市で28日このゲートキーパーの養成研修会が開かれ、地域住民と日常的に接する機会が多い理容師と美容師17人が参加しました。

研修会では悩みを抱えた人のサインに気がつく方法や、声のかけ方、相談機関への連携などを学びました。

(参加者)「聞くのも仕事として、相談窓口になればいいかなと思う」「カットや技術的なことではなくて、精神面もサポートして少しでも役に立てるようにいかしていきたい」

佐伯市の自殺による死亡率は2023年度、10万人当たり24人で全国と県の平均を上回っています。