マッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物に投資話を持ちかけられ、大分県佐伯市の60代男性が4月29日にかけおよそ240万円をだましとられました。

警察によりますと佐伯市に住む60代の男性は4月、マッチングアプリで知り合った女性を名乗る2人とLINEでやりとりを始めました。

男性はそれぞれから「WEB3の貯蓄システムを使うと、毎日一定の利息が得られる」と勧誘され、指定されたサイトに登録しました。そして10万円を3回送金したところ、利益として2万円が入金されました。

その後、男性は「キャンペーン中に投資すると利益が増える」「半分出すので参加しよう」などと誘われ、指定された口座に2回にわたり207万円を送金し、あわせて237万円をだまし取られました。

4月30日、金融機関が「不審な取引がある」と警察に情報提供し、警察が男性に話を聞いたところ、詐欺の被害が判明しました。

警察はSNSで知り合った相手から投資を勧められるのは、詐欺の手口で振り込む前に家族や警察に相談してほしいとしています。