大学生2人が死傷したひき逃げ事件をめぐり殺人罪への変更を求める署名活動が23日、大分県別府市で行われ、遺族を支援する団体が協力を呼びかけました。
遺族を支援する「別府願う会」は大学生の死傷ひき逃げ事件で殺人罪への変更を求めていて、23日別府市役所で署名活動を実施しました。

この事件は2022年、別府市の県道で停車中のバイク2台に軽乗用車が追突、大学生2人が死傷したものです。警察庁は逃走した八田與一容疑者を道路交通法違反のひき逃げ容疑で重要指名手配しています。
遺族らは公訴期間が7年のひき逃げ容疑から時効がない殺人罪への変更を訴えていてこれまでにおよそ9万3000人分の署名が集まっています。
(署名した人)「たまたま見かけて私も気になっているので署名したこのまま時効を迎えるのもどうかなという思いもある」
(別府願う会・YUKIさん)「1番の目的は八田容疑者が捕まることだが、次には罪名を殺人にして立件、立証してほしい」
23日の署名では189人分が集まり、別府願う会は5月17日にトキハインダストリー日出町店でも署名ブースを設置して協力を呼びかける予定です。