学校指定靴の見直し提言

子どもの足のトラブルについては、全国の医師の間でも問題意識が高まっています。

日本フットケア・足病医学会 寺師浩人理事長:
「子どもの偏平足、浮き指、巻き爪…そのようなものが増えているというトラブルはよく聞く話です。足の形が崩れていくことにつながるので、将来大人になって何十年も自分の体を支えていくことを考えると、子どもの頃からきちんとした靴を履く習慣がないと苦しいと思います」

日本フットケア・足病医学会では、幼少期から足に合った靴を履くことが大切として、正しい知識の啓発や学校指定靴の見直しなどを提言しています。

日本フットケア・足病医学会 寺師浩人理事長:
「顔が人それぞれあるように、足も人それぞれあるわけですから、少なくともソール部分がしっかりしていて、かかと部分がちゃんと入るもの。そしてサイズがあったものを履く。そういうことを歩き始めから推進するような取り組みが必要です」