大分県竹田市の土居昌弘市長がSNSで投稿した市職員に関する記述について、人権侵害にあたるとして福岡法務局から改善を求める措置「説示」を受けていたことがわかりました。
関係者によりますと、竹田市の土居市長は去年5月、自身のフェイスブックアカウントで市職員のプライベートに関する記述を投稿しました。
この中で人権を損なう表現があったとして、職員は去年7月法務局に相談しました。福岡法務局が調査した結果、人権侵害が認められ、土居市長は2月13日に改善を求める説示の措置を受けました。
土居市長は指摘された表現を削除したということです。
OBSの取材に対し土居市長は「配慮のない表現を使ってしまい深く反省している」と話しています。
また職員は「市のトップが人権侵害をしたことに対し憤りと恐怖しかない」とコメントしています。