劇作家の平田オリザさんが大分市で講演し、若い世代に向けてコミュニケーション力について語りました。
この講演会は、大分いのちの電話などが開催したもので、相談員や一般の人およそ200人が参加しました。会場では講師の平田オリザさんが主に高校生を対象にワークショップを行い、カードゲームを通して同じ言葉でも一人ひとりイメージが異なることを実感してもらいました。

このあと、コミュニケーションのあり方について、文化的違いがあることを認識し、相手の話す意図を理解するよう説明しました。
平田さん「日本人は丸く収めたいんで違いを強調すると角が立つんですが、異文化理解、他者理解というのはまず互いの違いを認め合うことが大事」
平田さんは若いうちから異文化と接触し、違いを楽しめるようになってほしいと期待を込めました。