日田市の山あいの地域に古くから伝わる行事「もぐら打ち」がきょう行われました。

もぐら打ちは、子どもたちが竹の先にわらを束ねた「わらぼて」を持って集落をまわり、田畑に害をなすもぐらを追い払ったのが始まりとされる日田市月出町の伝統行事です。きょうは小学1年生から6年生まで20人が参加し2組にわかれて民家を訪れました。子どもたちは長さ2メートルほどの手作りのわらぼてを庭先で勢いよく地面に打ちつけました。


昔と変わらず今年も山あいの集落には五穀豊穣や無病息災を願う子どもたちの元気なかけ声が響き渡りました。